ライフデザイン

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夢がない?やりたいことが見つからない?その答えは日常にある:「やりたい事リスト」のすすめ

「夢がない」

「やりたいことが分からない」

そんな言葉を口にする人が増えています。

でも、それは本当に「無い」のでしょうか?

実は、夢や目標の“種”は、日々の生活の中に無数に転がっています。

ただ、それに気づかず、スルーしてしまっているだけ。

「これ欲しいな」

「あんな暮らし憧れるな」

「いつか〇〇やってみたい」

そういった“ふとした想い”をちゃんと拾い上げていくことで、自分らしい未来が見えてきます。

その第一歩が、「やりたい事リスト(Want to list)」をつくることです。


「やりたいことがない」は本当か?

「やりたいことが分からない」と感じる理由の多くは、次の2つに集約されます。

1. “大きな夢”でなければ意味がないと思っている

「起業したい」「世界一周したい」「有名になりたい」

そういった大きな夢じゃなければ、夢とは言えないと思っていませんか?

でも実際には、「ゆっくり朝ごはんを食べたい」「好きな本に囲まれて暮らしたい」など、

小さな“Want to”の積み重ねが、理想のライフデザインを形づくります。

2. 思いついた“やりたいこと”をスルーしてしまっている

日々の中で何度も浮かぶ「やってみたいな」「いいな」と思う瞬間。

それを流してしまっているだけで、本当はあなたの中に“やりたいこと”はたくさんあるのです。


「やりたい事リスト(Want to list)」とは?

「やりたい事リスト」とは、自分の“やりたい”“なりたい”“行きたい”“持ちたい”“会いたい”など、

あらゆる「Want to〜」をメモしていくリストのこと。

形式は自由。スマホのメモ帳でも、ノートでもOK。

ルールはただひとつ——**「願いを遠慮せず書き出す」**ことです。

書き方の例:

  • 旅行したい場所 → 京都の町家に泊まる
  • やってみたいこと → 一人キャンプをしてみたい
  • 持ちたいもの → 木のぬくもりを感じるデスク
  • 会いたい人 → 学生時代の親友
  • 理想の暮らし → 毎朝自然光で目覚める生活

最初は「こんなことでいいの?」と思っても構いません。

むしろ、「それでいい」のです。


Want to listがもたらす3つの効果

1. 自分の“本音”が見えてくる

普段は抑え込んでいる「こうしたい」という欲求を、言葉にすることで可視化できます。

これは「自己理解」を深める最もシンプルな方法の一つです。

2. 未来の方向性が自然と定まってくる

やりたいことを重ねていくと、自分が大切にしたい価値観や理想のライフスタイルが見えてきます。

「自由な働き方」「自然との暮らし」「創作する毎日」など、方向性が明確になれば、選択も迷いません。

3. 行動へのモチベーションが湧く

“やりたい”をリストにしただけで、なぜかワクワクする——

この小さな感情の積み重ねが、「動き出す力」へと変わっていきます。


Want to listを育てる3つの習慣

1. 思いついたら、すぐに書く

「あとで書こう」はほぼ忘れます。

思いついた瞬間にスマホのメモやノートに書き留める癖をつけましょう。

2. 毎週見返して、更新する

書いたきりでは、ただの記録。

定期的に見返して、「これはもう叶った」「これはまだやりたい」と確認しましょう。

3. 小さな“実行”を積み重ねる

リストの中から、今日できそうなことを1つ選んで実行してみましょう。

たとえば、「近所の気になるカフェに行く」だけでも、“やりたいことに生きる実感”が得られます。


まとめ:「やりたいこと」は、日常の中にあふれている

夢や目標は、特別なものではありません。

それは、あなたが今日「ちょっとやってみたい」と思った、ふとした瞬間にすでに存在しています。

「Want to list(やりたい事リスト)」は、

あなたの本音を見つけ、自分らしい人生をデザインするための地図です。

今日から、小さな“やりたい”をひとつずつ拾い上げてみてください。

その積み重ねが、未来のあなたの姿をかたちづくっていきます。

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